研究課題
若手研究(B)
ラットへのIGF-I投与により以下のことが明らかとなった。(1)X線的に検討した下顎頭の骨密度は頸部に増加がみられた。(2)組織学的に検討した骨基質面積は、上下的に3つに分割した下顎頭において、頸部に骨量の増加がみられた。内外側に分割した下顎頭では、中心部で骨量の増加がみられた。(3)骨芽細胞数は、上下的に分割した下顎頭では、頸部で増加がみられた。内外側的に分割した下顎頭では、内外側部に増加がみられた。(4)破骨細胞数は、いずれに分割した下顎頭の部位にも変化はみられなかった。(5)IGF-I投与によるこれらの骨密度、骨量、骨芽細胞数の変化は、いずれも投与中止後に消失していた。
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Int J Endocrinol
巻: 2012 ページ: 254367