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2011 年度 研究成果報告書

看護職者の患者指導スキルの実態調査及びスキル向上に向けた定量的評価ツールの開発

研究課題

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研究課題/領域番号 21792166
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 基礎看護学
研究機関弘前大学

研究代表者

會津 桂子  弘前大学, 大学院・保健学研究科, 助手 (90436014)

研究期間 (年度) 2009 – 2011
キーワード看護教育学
研究概要

本研究は、看護師の患者指導スキルの実態把握および、指導スキルに関する定量的評価ツール作成のための基礎資料を得ることを目的とした。看護師の指導スキルを現職小学校教員の指導スキルとの比較において分析した結果、看護師の指導では「説明」の割合が高いこと、説得効果を高めるとされる「身近な話題」「激励」が多いこと等がうかがえた。また、新規に作成した評価表を用いて4名の看護師の指導場面を評価し、評価表の信頼性を検討した結果、看護師1名を除きα係数0.91~0.94の高い信頼性が得られた。評価項目間の相関より、患者の思考を促す発問を多く取り入れたり、患者の発言を受容して指導に活かしたりすることで、患者の主体的な参加状況が高まり、教育効果が高まることが示唆された。
以上より、看護師の指導スキルの特徴および説得効果を高める指導スキルの特徴が把握できたとともに、指導スキル向上のために活用出来る新規の評価ツール作成のための基礎資料が得られた。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2011 2010

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 看護師の患者指導スキルの特徴に関する教育学的分析第1報:現職教員との比較-言語的スキル2011

    • 著者名/発表者名
      會津桂子、安杖優子、西沢義子、工藤せい子、小林朱実、垣内悦子、鎌田恵里子
    • 学会等名
      第31回日本看護科学学会学術集会
    • 発表場所
      高知市
    • 年月日
      20111202-03
  • [学会発表] 集団患者指導において説得効果を高める非言語的要因の解析-模擬患者指導の事例分析から2010

    • 著者名/発表者名
      會津桂子、安杖優子、西沢義子、工藤せい子、小林朱実
    • 学会等名
      第30回日本看護科学学会学術集会
    • 発表場所
      札幌市, 他
    • 年月日
      20101203-04

URL: 

公開日: 2013-07-31  

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