研究課題
若手研究(B)
看護職の勤務形態として、二交替勤務を導入する病院が増加している。本研究では、三交替勤務者と二交替勤務者を対象に日記形式の自己記入式質問票調査を実施し、看護師の健康面とインシデントといった患者ケアの質に関する看護業務の面から勤務体制を評価した。二交替勤務者と三交替勤務者でインシデントの発生率に有意な差はなかった。また、疲労度、精神的健康度、睡眠の質も二交替勤務者と三交替勤務者で有意な差はなかったが、三交替勤務者の方が日中の眠気が高い傾向があった。本研究より、二交替勤務は三交替勤務に比べて看護師の健康やインシデントの発生に影響を与えていない可能性が示唆された。
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Sleep medicine 11
ページ: 366-371
Sleep 32
ページ: 939-948
Medicina (in press)