研究課題
若手研究(B)
本研究により、治療期肺がん患者が抱える呼吸困難症状に適応するための心理的側面に焦点を当てた呼吸困難アルゴリズムの作成に向けた示唆が得られた。アルゴリズムは、内容分析より得られた自己概念や生きる支えに関連する情緒的反応など6概念で示される要素から構成され、呼吸困難により生じた活動困難が根底となりより深刻な心理的問題へと進行するという順序性をもち、呼吸困難により生じる問題の予防・改善に向けた看護の方向性を示す。今後は、作成したアルゴリズム試案の臨床活用に向けた検証を進める必要がある。
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日本看護研究学会雑誌
巻: 34(1) ページ: 73-83
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