本研究は、切迫早産で入院している妊婦の必要な看護ケア評価尺度を開発することを目的とした。文献研究、マタニティダイアリーによる調査から導き出されたニードに関する看護ケア、既存のニードアセスメントツールから看護ケア要素の指標を抽出した。さらに総合的な指標として、【妊娠継続のケア】、【生活行動に対するケア】、【精神・心理的ケア】、【社会的ケア】、【出産育児行動へのケア】、【情報提供】の6つとし、これらの総合的な指標を基に原案を作成した。さらに項目の検討、表面的な内容妥当性を検討し、切迫早産入院妊婦の看護ケア測定尺度項目を作成した。
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