研究課題
若手研究(B)
本研究は、在宅高齢女性の尿失禁や頻尿などの蓄尿および排尿機能障害に対する温罨法の効果を明らかにすることを目的とした。尿失禁や頻尿などを含む過活動膀胱を有する高齢女性の排尿機能は温罨法による変化はみられなかった。一方、過活動膀胱を有さない高齢女性の排尿機能は蓄尿機能を示す膀胱容量が増加し、また尿排出機能を示す排尿量の有意な増加および残尿量の減少がみとめられ、温罨法によって排尿機能が改善する可能性が示唆された。
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日本老年医学会雑誌