研究課題
若手研究(B)
本研究は、訪問看護領域で働く看護職特有の主観的責任と勤務継続意志との関連を明らかにすることを目的とした。現役の訪問看護師への面接調査(2009年度)から、責任は、利用者のニーズに対し看護師が引き受ける範囲を決定し対応するときに認識されることが示された。質問紙調査(2010 年度)の結果、「訪問看護継続意思あり」は81.7%であった。訪問看護師は、自らが負う責任は重いとしながらも、仕事は続けていきたいと考えている者が多いことが明らかになった。