• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2010 年度 研究成果報告書

ユニットケア実施施設における認知症高齢者への安全なケア提供に関する研究

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 21792338
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 地域・老年看護学
研究機関自治医科大学

研究代表者

長井 栄子  自治医科大学, 看護学部, 助教 (10352684)

研究期間 (年度) 2009 – 2010
キーワードユニットケア / 認知症高齢者 / 介護老人保健施設 / 危機管理 / 環境分析
研究概要

認知症高齢者を対象としてユニットケアを実施している施設における安全なケア提供についての実態を知るため、2009年度に施設スタッフおよび管理者を対象にインタヴュー調査を実施した。2010年度は2009年度の調査で得られた結果をもとに質問紙を作成し、無作為抽出した全国の高齢者施設の管理者・看護師・介護士に対し、質問紙調査(郵送法)を実施した。因子分析を行った結果、「安全なケア提供への工夫と困難」として、"全入居者の安全確保因子"、"職員の資質向上因子"、"多職種間での情報共有・支援因子"などの25の因子が抽出できた。さらに、施設群ごとの因子得点(平均値)を多重比較したところ、ユニットケア実施施設と非実施施設間における有意差は認めなかった。しかしながら、各因子を構成する項目ごとには有意差を認めるものがあるため、今後さらに分析を進め、認知症高齢者を対象としてユニットケアを実施している施設でのケアの特徴を見出す必要がある。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2011 2010

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 介護老人保健施設における認知症高齢者へのユニットケア実施施設職員による安全なケア提供上の困難と工夫2011

    • 著者名/発表者名
      長井栄子、井上映子
    • 雑誌名

      自治医科大学看護学ジャーナル 8巻

      ページ: 61-74

    • 査読あり
  • [学会発表] 介護老人保健施設における認知症高齢者へのユニットケア実施施設職員による安全なケア提供上の困難と工夫2010

    • 著者名/発表者名
      長井栄子
    • 学会等名
      第30回日本看護科学学会学術集会
    • 発表場所
      札幌コンベンションセンター
    • 年月日
      2010-12-04

URL: 

公開日: 2012-02-13   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi