研究課題
研究活動スタート支援
発達初期における予測的行為の基盤となる記憶および抑制機構の発達過程を、アイトラッカーによる視線計測、三次元動作解析システムによる身体運動計測、近赤外分光法による脳の機能的イメージング計測を用いて検討した。その結果、生後1年間に、(1)乳児は経験によって得られた情報を抑制し、状況に適した柔軟な予測が可能になること、(2)またそのような予測に基づいて自己の身体運動パターンを制御可能になること、(3)さらにそのような学習、記憶、予測過程を支える皮質の活性/抑制システムが機能していることが示唆された。
すべて 2010 その他
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 備考 (1件)
Human Movement Science 30
ページ: 125-142
Developmental Psychobiology (in press)
Journal of Experimental Psychology : Human Perception & Performance (in press)