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2010 年度 実績報告書

非体育系大学における学生アスリートの実態と学習支援体制に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 21800068
研究機関山梨学院大学

研究代表者

長倉 富貴  山梨学院大学, 経営情報学部, 講師 (40516647)

キーワードカレッジスポーツ / 学生アスリート / 学習支援 / 大学スポーツ / 学生支援
研究概要

平成22年度は昨年度に引き続き、大学における学生アスリートの学習支援体制についての先行研究を収集整理した。国内ではほとんど先行研究がみらなかったため、アメリカ、カナダ中心に海外の先行研究の収集整理に努めた。
その中で明らかになったのは、北米の大学の多くは大学のAthletic Departmentとは独立した学生アスリート専門の学習支援組織を持ち、トレーニングを受けた専任のスタッフと学部生・大学院生のチューター達が学生アスリートの学習支援を行っている。また、新入生の義務補習に加え、学生のGPA(Grade Point Average)を基準にある一定の基準以下の学生は強制的に呼び出し補習を課している。またUniversity of Central FloridaなどのようにOnline Tutoringで自宅や遠征先からでも学習支援サービスを利用できる体制を整えている大学もあった。またthe National Association of Athletic Academic Advisors(N4A).という学生アスリートの学習支援を専門に行うスタッフの全米組織があり、様々な情報共有、研修、カンファレンスなどを行っており大学間での情報共有もスムーズであることがわかった。
また、実際にアメリカの大学の視察・インタビュー調査も行った。学生アスリートの学習支援で効果をあげているUniversity of Central Florida、多くの学生アスリートを抱え組織的に学習支援を行っているTemple University、学力も競技レベルも高いUniversity of Pennysylvania、こじんまりしたミッション系のVillanova大学を訪問し、学生アスリート支援についてのインタビュー調査と視察を行った。また同時に組織のミッション、ビジョンや学習指導のマニュアル、学生チューターの研修資料などを収集した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2011

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 学生アスリートの学習支援について~山梨学院大学とアメリカの大学の事例~2011

    • 著者名/発表者名
      長倉富貴
    • 雑誌名

      山梨学院大学『経営情報学論集』

      巻: 第17号 ページ: 109-112

URL: 

公開日: 2012-07-19  

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