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2009 年度 実績報告書

オンライン学習コミュニティログからのソーシャル・アティテュードの抽出と分析

研究課題

研究課題/領域番号 21800087
研究種目

若手研究(スタートアップ)

研究機関国立情報学研究所

研究代表者

鈴木 崇史  国立情報学研究所, コンテンツ科学研究系, 研究員 (70507037)

キーワード情報図書館学
研究概要

本年度は、オンライン学習コミュニティログデータならびにYahoo!知恵袋データを利用し、1.基礎データの整備ならびに特徴量の計量、2.多変量解析ならびにネットワーク分析を利用したコミュニティの特徴分析、以上を行った。
整備されたデータセットが提供されているYahoo!知恵袋データについて、先行して分析を行うこととし、カテゴリーごとに質問者-回答者グラフを作成、集中度指標を計算したところ、コミュニケーションタイプ(知識交換、相談、議論)別に、コミュニティの質問者・回答者の分布構造が異なるという知見を得た。これは、AdamicらがYahoo! Answersについて、異なる指標を用いて示した知見と整合的なものであり、コミュニケーションタイプ別のコミュニティ構造の差異を明らかにするものである。以上は、オンライン・コミュニケーションの様態を明らかにし、ソーシャル・アティテユードを指標化するための基礎的な知見にあたる。
次年度以降、本年度の成果をもとに、プログやTwitter等、多種CGMデータとの比較も取り入れることで、オンライン・コミュニケーションの様態をより包括的に明らかにし、また、ソーシャル・アティテュードの指標化を行うこととする。これによって、円滑なオンライン・コミュニケーションの促進に資することを目指す。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2010

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] ネットワーク構造からみたQ&Aコミュニティの分析2010

    • 著者名/発表者名
      浅石卓真・村山遼・河村俊太郎・芳鐘冬樹・鈴木崇史・相澤彰子
    • 学会等名
      情報処理学創立50周年記念(第72回)全国大会
    • 発表場所
      東京(東京大学)
    • 年月日
      2010-03-09

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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