研究課題
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マレーシアでは、マレー系与党UMNOの主導の下、国家の基本政策である新経済政策の促進を通して経済的発展に成功し、民族問題に一定の安定を得、政治的安定を半世紀以上にわたって維持してきた。その背景には、中央から地方末端に至る強固な行政および政党システムが構築されたこと、潤沢な資金をもって行政サービスを実行したこと、また社会がその受け皿になったことが指摘できる。しかしながら、貧困の撲滅と社会再編をめざした開発体制の分配は不均分で、地域差、階層差という新たな問題を表出している。
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アジア経済研究所調査研究報告書・東南アジアにおける自治体ガバナンスの比較研究
ページ: 87-109