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2010 年度 研究成果報告書

自由と平等の正義論に向けての倫理学的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 21820007
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 哲学・倫理学
研究機関東京大学

研究代表者

井上 彰  東京大学, 社会情報学部, 講師 (80535097)

研究期間 (年度) 2009 – 2010
キーワード倫理学
研究概要

本研究を通じて、第一に、自由および平等の基本的価値の内実について解明された。第二に、自由と平等の各価値を統合する正義の構想が、究極的価値としての平等の統御下で、個人の責任についての原理的規定を内包するものであることが明らかになった。第三に、当該構想の実践的意義、すなわち、それが日本の社会保障制度や税制への改革指針となりうることが示された。

  • 研究成果

    (9件)

すべて 2011 2010 2009

すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件) 図書 (3件)

  • [雑誌論文] サンデルとその人気の背景を読む-リベラルなアリストテレス主義者-2010

    • 著者名/発表者名
      井上彰
    • 雑誌名

      政治思想学会会報 31号

      ページ: 6-11

  • [雑誌論文] 平等の価値2010

    • 著者名/発表者名
      井上彰
    • 雑誌名

      思想 1038号

      ページ: 120-148

  • [雑誌論文] <分析的平等論>とロールズ-平等論の歴史・再考-2010

    • 著者名/発表者名
      井上彰
    • 雑誌名

      社会思想史研究 34号

      ページ: 236-253

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 純粋な消極的自由論(1)-ヒレル・スタイナーからイアン・カーターへ-2010

    • 著者名/発表者名
      井上彰
    • 雑誌名

      国際社会科学 59輯

      ページ: 31-50

  • [学会発表] 正義としての責任原理2011

    • 著者名/発表者名
      井上彰
    • 学会等名
      第2回政治経済学会
    • 発表場所
      早稲田大学(東京都)
    • 年月日
      2011-03-05
  • [学会発表] ドゥオーキンは平等主義者か?2009

    • 著者名/発表者名
      井上彰
    • 学会等名
      2009年度、日本法哲学会
    • 発表場所
      関西大学(大阪府)
    • 年月日
      2009-11-14
  • [図書] 政治経済学の規範理論(第6章「正義・平等・責任-正義としての責任原理・序説-」)2011

    • 著者名/発表者名
      井上彰
    • 総ページ数
      99-116
    • 出版者
      勁草書房
  • [図書] 支える-連帯と再分配の政治学-(第6章「機会の平等・再考-正義の観点から-」)2011

    • 著者名/発表者名
      井上彰
    • 総ページ数
      173-202
    • 出版者
      風行社
  • [図書] はじめて学ぶ法哲学・法思想(II-2章「現代正義論-どのような平等が大事か?-」)2010

    • 著者名/発表者名
      井上彰
    • 総ページ数
      152-163
    • 出版者
      ミネルヴァ書房

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公開日: 2012-01-26   更新日: 2016-04-21  

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