研究課題
研究活動スタート支援
18世紀のモード雑誌の内容を分析することで、18世紀の情報空間が、学術知識や有益な情報を伝播するものから、モードのような一過性の情報を提供するように変化してきたことを確認することができた。また情報の宛先として、学者や専門家ではない、一般の市民が設定されていたことも明らかになった。その背後には、モードの担い手としての市民層の台頭、市民層の識字率の上昇などがあった。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (1件)
『啓蒙の運命』(名古屋大学出版会)
ページ: 12-38
『独文学報』(大阪大学ドイツ文学会)
ページ: 121-137