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2009 年度 実績報告書

大学の短期留学プログラムが英語オーラル・コミュニケーション能力に与える影響

研究課題

研究課題/領域番号 21820044
研究種目

若手研究(スタートアップ)

研究機関法政大学

研究代表者

佐藤 陽子  法政大学, 経営学部, 准教授 (80523125)

キーワード英語教育 / 短期留学 / スタディ・アブロード / オーラル・コミュニケーション / 第二言語習得
研究概要

研究目的:当研究は、日本の大学で近年盛んになっている英語圏への短期留学が、学生の英語オーラル・コミュニケーション能力に与える影響を、学生とネイティブ・スピーカーとの対話式スピーキング・テストを用いて実証的に調査するものである。また、英語学習および異文化理解・コミュニケーションに対する学生の意識の変化や、留学準備コースの有用性も合わせて考察することにより、今後の短期留学プログラムや準備コースのあり方を探る。
当該年度の成果:当該年度は、22年度に実施する本研究に向け、データ収集・分析方法の妥当性および信頼性を確立するための予備研究(パイロット・スタディ)を行った。具体的には主に次のようなデータが収集された。1)ネイティブ・スピーカー研究協力者による、留学直前・直後の学生3名のオーラル・コミュニケーション能力測定、2)上記学生による自己評価及び留学中の英語使用と異文化体験についてのアンケートへの回答、3)スピーキング・テストのビデオ録画を使用した、別のネイティブ・スピーカー研究協力者による再度の能力測定とアンケートへの回答(試験官の評価の信頼性・妥当性を裏付けるため)、4)全留学参加学生(計24名)の履修授業の詳細、英語学習と異文化理解・コミュニケーションに対する意識の変化及び留学準備コースの有用性についてのアンケートへの回答。これらのデータの分析から、次年度行う本研究の最終的なデータ収集・分析方法が確立された。最終的なデータ収集が2月に行われたため、残念ながら当該年度中に予備研究の成果を発表する機会はなかったが、次年度には成果を国内外の学会で発表する予定である。

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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