研究課題
研究活動スタート支援
日本国内およびドイツにおける文献学的調査と個別作品分析を通して、1920~30年代の日本における表現主義受容の全般的傾向と各作家におけるさまざまな受容のアスペクトを明らかにした。具体的には、当時の新聞、雑誌記事を主な資料として、大正期の日本における表現主義受容・紹介の傾向とその変化を明らかにした。更に、上述の調査で得られた資料を織り込みつつ、表現主義の「叫びの美学」が日本の新劇シーンでそのように受容されたかを明らかにした。個別研究の分野では、村山知義の初期戯曲に関する論考を完成させた。
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東京外国語大学論集 81
ページ: 229-241
Hofmannsthal-Jahrbuch 16
ページ: 107-234