研究課題
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主に奈良時代の木簡に書かれた文字(漢字)を対象に、その字形を分析した。中国の文字研究を参考にし、各用例を収集、類型化した。例えば、筆画の増減だけでなく、漢字の部分の位置交替によるものなど、多様な文字使用の実態が明らかになった。また、異体字が発生する背景をさぐるべく、文字瓦に現れる筆順を分析した。これらの検討から、日本古代の文字使用における、実態に即した異体字研究の基礎部分を築くことができた。
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すべて 雑誌論文 (3件) 学会発表 (5件) 備考 (1件)
東アジア日本語教育・日本文化研究 21号
ページ: 1-12
水門-言葉と歴史- 22号
ページ: 26-32
文字学論叢 5号
ページ: 475-482
http://hiroba.nabunken.go.jp/home/tenji03_05.html