研究課題
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本研究の目的は、日本列島(ここでは北海道を除く'古本州島'と呼ばれる地域)の旧石器時代文化に地域性が形成されていく過程と、それらの文化が東アジアの中で有した特殊性、およびその形成背景の解明にある。本研究では代表的道具たる石器の編年研究を通じて諸文化の多様性と形成過程を整理した。その結果、多様性は主に自然環境差を大きな要因として生じていると予測された。自然環境差が人類文化の差異に強く影響したきっかけは二度の強いインパクトをもった気候変動であったと考えられる。
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Quaternary International. 237
ページ: 93-102
石器文化研究 16
ページ: 109-116
Quaternary International. doi:10.1016/j.quaint.