研究課題
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本研究は、多様な政策対応を示す福祉国家の再編プロセスを分析するための理論枠組として、アイデアを媒介とした構造と主体の相互作用に注目する「構成・戦略論的アプローチ」に基づくモデルを提示する。具体的には、各国に共通した段階的特徴を捉えるための「段階論」、各段階における多様性を捉えるための「類型論」、再編プロセスの政治的ダイナミズムを捉えるための「動態論」を提示する。そして、これらのモデルを用いて、オーストラリアにおける福祉国家再編プロセスを分析し、その特徴および政治的ダイナミズムを明らかにする。
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福祉レジームの収斂と分岐(新川敏光(編))(ミネルヴァ書房) (近刊予定)
北大法学論集 62巻2号(近刊予定)
北大法学論集 61巻4号
ページ: 1-52
新世代法政策学研究 6巻
ページ: 203-253
新世代法政策学研究 4巻
ページ: 289-326
構成主義的政治理論と比較政治(小野耕二(編))(ミネルヴァ書房)
ページ: 143-177