研究課題
研究活動スタート支援
本研究では、自治体病院再編(集約化)の先駆をなした山形県置賜地方の事例を取り上げ、地域住民の受療行動に対する影響を明らかにした。受けた医療に対する住民の評価に大きく影響しているのは、医療技術や交通アクセスよりも、治療費や医療従事者の接遇、待ち時間であった。そして、医療技術や接遇には概ね満足している一方で、治療費と待ち時間には大きな不満を感じており、それが集約化後の総合病院に対する一部での低い評価につながっていた。したがって、置賜の病院集約化自体は需要側から見ても成功事例であることが実証された。
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山形医学
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Journal of Clinical Nursing
巻: 20 ページ: 12-22
日本医療・病院管理学会誌
巻: 47(4) ページ: 17-24
http://www.id.yamagata-u.ac.jp/iryouseisaku/ito/kaken2010.html