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2010 年度 研究成果報告書

算数の複数解法の協調的吟味に関する実証的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 21830055
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 教科教育学
研究機関追手門学院大学 (2010)
京都大学 (2009)

研究代表者

河崎 美保  追手門学院大学, 心理学部, 講師 (70536127)

研究期間 (年度) 2009 – 2010
キーワード算数教育 / 複数解法 / 協調学習 / 教育系心理学
研究概要

本研究は,算数授業において1つの問題に対して児童が考案する複数の解法を「協調的」に吟味することによる学習促進果を明らかにすることを目的とした。具体的には,小学5年生を対象に算数授業において複数の解法が提示される場面を作り,各解法について発表者が「なぜその解法で答えが出るのか」をペアで考える活動を実施することが,単一の解法について同様の説明活動
を行う場合や,複数の活動について一人で説明活動を行う場合よりも高い学習成果をもたらすことを明らかにした。また一斉授業の観察と分析からペアによる説明活動の必要性を指摘した。

  • 研究成果

    (9件)

すべて 2011 2010 2009 その他

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (4件) 図書 (1件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] 算数文章題の解法学習に対する複数解法説明活動の効果:混み具合比較課題を用いて2011

    • 著者名/発表者名
      河崎美保・白水始
    • 雑誌名

      教育心理学研究 59巻

      ページ: 13-26

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 他の子どもの考えの発表が学びのリソースになる(特集:他者と学ぶ,他者に学ぶ)2011

    • 著者名/発表者名
      河崎美保
    • 雑誌名

      発達 125号

      ページ: 41-47

  • [雑誌論文] 誤解法聴取による正解法理解促進効果:小学5年生の算数授業場面における検討2010

    • 著者名/発表者名
      河崎美保
    • 雑誌名

      発達心理学研究 21巻

      ページ: 12-22

    • 査読あり
  • [学会発表] 教科学習での相互作用で認知的個性を活かす:通常学級での学習について2010

    • 著者名/発表者名
      河崎美保
    • 学会等名
      日本教育心理学会第52回総会
    • 発表場所
      早稲田大学
    • 年月日
      2010-08-28
  • [学会発表] 算数授業における解法検討の難しさ2010

    • 著者名/発表者名
      河崎美保
    • 学会等名
      日本教育心理学会第52回総会
    • 発表場所
      早稲田大学
    • 年月日
      2010-08-27
  • [学会発表] 小学5年生の混み具合概念学習プロセス:見えから関係の定量化へ2010

    • 著者名/発表者名
      河崎美保
    • 学会等名
      日本発達心理学会第21回大会
    • 発表場所
      神戸国際会議場
    • 年月日
      2010-03-28
  • [学会発表] 複数解法の協調的吟味の効果:ペア条件とジグソー条件の比較2009

    • 著者名/発表者名
      河崎美保
    • 学会等名
      日本教育心理学会第51回総会
    • 発表場所
      静岡大学
    • 年月日
      2009-09-22
  • [図書] ワードマップ・認知的個性-教育的支援に生かす-(松村暢隆(編著))2010

    • 著者名/発表者名
      河崎美保
    • 総ページ数
      93-103
    • 出版者
      新曜社
  • [備考] ホームページ等

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公開日: 2012-01-26   更新日: 2016-04-21  

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