研究課題
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本研究は、1997-98年の危機後の東アジアの金融改革の進展について分析を行った。為替レートの柔軟性と金融システムの健全性が高まったことで、対外的ショックに対するアジア経済の脆弱性が低下したこと、対照的に中国の為替レート制度は依然硬直的であり、グローバル・インバランス解消に必要なマクロ経済調整を妨げていることを明らかにした。さらに域内のマクロ経済調整や金融安定の観点から、東アジア金融協力の意義と限界を論じた。
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世界経済評論
ページ: 43-50
神戸大学経済学研究年報 第57号
ページ: 19-38
国民経済雑誌 第202巻第5号
ページ: 61-79
神戸大学経済学研究年報 第56号
ページ: 59-76
Two Asias : The Emerging Postcrisis Divide, World Scientific Pub Co Inc (forthcoming)