研究課題
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1930年代の英印経済関係については、英印2国間の枠組みで論じられることが多かったが、本研究成果においては、英印日3国間の枠組みのなかにインドを位置づけ、対英特恵関税の財政的意義にも着目しつつ、1930年代を通じてインド政庁が相対的独自性をもって、輸入関税収入源あるいは綿花などに代表される一次産品輸出先としての日英両国の重要性の変化を鑑みつつ、両国との柔軟な関係維持を模索していたことを論じている。
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Discussion Paper The Society of Economics, Nagoya City University. No. 529
ページ: 1-33