将来に関するニュースと景気循環の分析

2010 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 21830109
• 研究種目: 研究活動スタート支援
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 理論経済学
• 研究機関: 専修大学
• 研究代表者: 奴田原 健悟 専修大学, 経済学部, 講師 (30553672)
• 研究期間 (年度): 2009 – 2010
• キーワード: マクロ経済学

研究概要

本研究では将来に関する楽観的なニュースや期待の変化が現在の好況を生み出すとするNews-Driven Business Cycle(NDBC)についての理論的・実証的分析を行った。とくに、(1)消費の習慣形成とNDBCの理論的な関係、(2)名目価格の硬直性とNDBC の理論的な関係、および(3)日本のデータでパラメータを推計した中規模確率動学一般均衡モデルにおけるNDBC、の3点を分析した。

研究成果

• [雑誌論文] Internal and External Habits and News-Driven Business Cycles. (2010)
  • 著者名/発表者名: Kengo Nutahara
  • 雑誌名: Economics Letters Vol.107(2) ページ: 300-303
  • 査読あり
• [雑誌論文] Nominal Rigidities, News-Driven Business Cycles, and Monetary Policy. (2010)
  • 著者名/発表者名: Keiichiro Kobayashi, Kengo Nutahara
  • 雑誌名: The B.E. Journal of Macroeconomics Vol.10(1) ページ: 1-24
  • 査読あり
• [備考] ホームページ等
• [備考] 研究代表者の研究一覧
  • URL: http://www.kengonutahara.com/research
• [備考] DSGE研究会
  • URL: http://www.kengonutahara.com/dsge-workshop