研究課題
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中国政府は、国連における政治・行政を司るアクターを国家超越的なフレームワークへと再編しようと模索する。一見すると近年、主権国家の限界ばかりが指摘されるが、中国の外交政策過程ではむしろ、主権国家を補完するために非国家主体の社会経済的機能を高め、それらが国連機関との間に複数チャネルを構築する。そして、その各アクターを一元的に統括する権限を、主権国家中国の政府が有している。これが、グローバル化時代の中国の国連政策モデルであるとの結論に至った。
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愛知大学国際問題研究所紀要 134巻
ページ: 128-138
ICCS現代中国学ジャーナル 第2巻
ページ: 283-290