研究課題
研究活動スタート支援
環境アセスメントにおいて科学性の追求と市民参加の追求という二つのベクトルは相克するものか、両立可能なものか。日本への導入が始まった1970年代から今日に至るまでの歴史的資料や関係者へのインタビューをもとに分析をおこなった。その結果、環境アセスメントの制度化は、どのセクターがアセスの中心となり、どのセクターが排除されるか、をめぐる駆け引きの過程として捉えられること、そこでの「科学」や「市民参加」は、アセスの捉え方に応じて中身が変わるという多様性をもっていることが明らかになった。
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