研究課題
研究活動スタート支援
明治初期に行われた西洋近代法の継受は、江戸時代に培われた知的基盤に依拠するところがきわめて大きいが、かかる連続性についての具体的な実証研究は未だ充分とは言い難い。本研究は、対外関係からだけでは理解できない継受という現象自体の複雑性を、これまで研究のなかった前近代琉球の成文法典の特徴を明らかにする作業を通じて改めて説明した上で、東アジア地域における比較法研究の方法論的可能性を示したものである。
すべて 2010 2009
すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件)
神戸学院法学 第四〇巻第一号
ページ: 53-94