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2009 年度 実績報告書

カンボジアにおけるNGOリーダーシップの変革と育成に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 21830164
研究種目

若手研究(スタートアップ)

研究機関立命館アジア太平洋大学

研究代表者

木村 力央  立命館アジア太平洋大学, アジア太平洋学部, 助教 (50517034)

キーワードNGO / 市民社会 / カンボジア / リーダーシップ / 国際開発 / 成人教育 / 意識変容の学習 / ライフ・ストーリー
研究概要

平成21年9月に、カンボジアのNGOリーダーシップとその育成に精通しているキー・インフォーマント16人にインタビューを行った。それによって、リーダーシップ、その変革そして育成に関して予備的データを収集・分析した。その分析結果と先行研究を基にNGOリーダーへのインタビュー調査を計画した。インタビューするNGOリーダーは、「2年以上NGOディレクターあるいはCEOとしての経験があり、尊敬されている(well-respected)者」という基準で、キー・インフォーマントに紹介してもらった。
平成22年2-3月に、13人のNGOリーダーヘライフ・ストーリー・インタビューを行った。現在、収集したデータのテープ起こしと分析の最中である。
平成22年度中に、第一のリサーチ・クエスチョン「NGOリーダーはどのように変革するか」に答える形として、成人教育の一理論である「意識変容の学習」の視点から考察した論文を作成する予定である。イギリスの成人教育の学会のラウンドテーブル(The Annual Conference of SCUTREA(Standing Conference on University Teaching and Research in the Education of Adults))と、ヨーロッパの成人教育の学会(ESREA(European Society for Research on the Education of Adults)European Research Triennial Conference)での口頭発表を通してフィードバックを受け、最終的に学術雑誌へ論文を投稿する予定である。
またライフ・ストーリー研究結果を補足するため、平成22年度中にライフ・ストーリー・インタビューを行ったNGOリーダーの何人かにフォーカス・グループ・インタビューを行う予定である。これは研究結果をより一般化するのに有効であり、特に第二のリサーチ・クエスチョン「どのようにNGOリーダーを育成するか」に答えるのに貢献する。そのようなある程度NGOの実践に関連性のある研究成果として、カンボジアのNGOセクター向けにレコメンデーション・ペーパーを作成する予定である。

URL: 

公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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