研究課題
研究活動スタート支援
新測定法による古地磁気強度測定を行うための実験装置を整備して、それらの調整を完了した。南部マリアナトラフでの研究航海に参加し、ボーリングや有人探査船を用いて海洋底岩石試料を採取した。採取されたボーリングコア試料に段階熱消磁を行った結果によれば、主要なブロッキング温度成分は、200-300度(低温成分)と580度(高温成分)の2つであった。いずれもの伏角も調査地域の地磁気伏角に近い。低温成分は熱残留磁化の可能性が高く、古地磁気強度測定はこの低温成分に適用すべきことが明確になった。
すべて 2010 2009 その他
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (11件)
月刊地球 32(2)
ページ: 104-107
Earth Planet. Inter. 176
ページ: 235-242
J. Geophys. Res. in press.