研究課題
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地球中心核に相当する超高圧・高温下において、再現性の高い高圧高温放射光X線回折測定を可能にした。これにより、これまで、一致した見解の得られていなかった鉄及び鉄ニッケル合金の内核条件における結晶構造を決定し、また弾性定数を予測することにより内核にも軽元素の存在が必要なことを示した。また、核に含まれる軽元素の候補として最も有力な珪素の固溶量を決定し、外核だけでなく内核にも珪素が存在しうることを示した。これらの実験技術の開発の過程において、二酸化物における新しい構造相転移を発見した。
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Physics and Chemistry of Minerals in press
20
ページ: 65-71
Physics and Chemistry of Minerals 36(9)
ページ: 511-518,doi:10.1007/s00269-009-0296-0