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2010 年度 実績報告書

局所化定理による交叉理論の研究

研究課題

研究課題/領域番号 21840056
研究機関香川高等専門学校

研究代表者

佐藤 文敏  香川高等専門学校, 一般教育科, 講師 (20548309)

キーワード局所化定理 / Gromov-Witten不変量 / Fulton-MacPherson空間
研究概要

グラスマン多様体におけるSchubert Calculusの類似として1983年にD.Mumfordによって始められた点付き安定曲線のモデュライ空間の数え上げ幾何学について研究を行った。以下のような具体的な成果がある。
1つ目としてλ類とψ類の積についての交叉類についての帰納的な公式を局所化定理を使うことによっていくつか得た。これらの公式はMumfordの種数2までの公式を任意種数に一般化したものになっている。
2つ目として相対点付き安定写像のモデュライ空間の新しい構成のためにFulton-MacPherson空間のある一般化(相対化)が必要であったためにこれを構成し、さらにこの一般化されたFulton-MacPherson空間のChow Motiveを計算した。このモデュライ空間はLogarithmic Gromov-Witten不変量の構成にも使われた。
上記のことをさらに推し進めるために現在、いくつかのプロジェクトを行っている。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2010 その他

すべて 学会発表 (1件) 備考 (1件)

  • [学会発表] A generalization of Fulton-MacPherson spaces2010

    • 著者名/発表者名
      佐藤文敏
    • 学会等名
      代数幾何の関連する諸分野
    • 発表場所
      北海道大学
    • 年月日
      2010-08-30
  • [備考]

    • URL

      http://www.kagawa-nct.ac.jp/prospectus/publication/kouhou.html

URL: 

公開日: 2012-07-19  

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