研究課題
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冬季アジアモンスーンのコールドサージ発生に伴う海大陸域における日変化降水系の発達過程を明らかにするため、赤道越え北風サージ(CENS)を定義して、その発達環境を分類し、降水量分布との対応関係を調べた。CENSの発生には、南シナ海北部のコールドサージを伴うCSパターン、熱帯季節内振動の対流活発域を伴うMJOパターン、コールドサージと熱帯季節内振動の対流活発域の両方を伴うCS-MJOパターンがみられ、CENSの発生が、海大陸に広く正の降水量偏差をもたらす重要な環境要因であることがわかった。
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J.Meteor. Soc.Japan 89A
ページ: 27-47