• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2009 年度 実績報告書

能動的流体制御による細長物体の空力特性制御方法の研究

研究課題

研究課題/領域番号 21860028
研究種目

若手研究(スタートアップ)

研究機関東京農工大学

研究代表者

西田 浩之  東京農工大学, 大学院・共生科学技術研究院, 准教授 (60545945)

キーワード流体制御 / 空気力学 / 航空宇宙工学
研究概要

JAXA宇宙科学研究所と共同で(協力研究者:野中聡助教)バイコニカル形状のロケットを模した模型を用いて,後流剥離渦のPIV計測による可視化実験を行った.結果,非対称剥離渦の形成を含め,機軸方向の詳しい渦分布を計測でき,流体制御用アクチュエータの配置を検討するもととなるデータを取得できた.
流体制御デバイスとして使用するプラズマアクチュエータを製作し,推力を計測することで性能の評価を行った.アクチュエータの材料としては,電極として銅テープを,絶縁体としては模型への取り付け易さを考慮してテフロンを用いた.結果,一様流流速が低い領域(~10m/s)であれば,流体制御に有効なだけの出力を持つアクチュエータを製作することができた.限定された流速範囲でしか強い効果を見込めないが,風洞実験により流体制御効果を確認するには十分であると考えている.
また,CFDコードの準備を協力研究者であるJAXA宇宙科学研究所の野々村拓研究員協力のもと行った.

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2010 2009

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] SDBDプラズマアクチュエータの流体モデルに基づいた数値解析2010

    • 著者名/発表者名
      西田浩之
    • 学会等名
      平成21年度航空宇宙空力班シンポジウム
    • 発表場所
      白良荘グランドホテル(和歌山県白浜町)
    • 年月日
      2010-01-22
  • [学会発表] 再使用ロケットの帰還飛行における空気力学2009

    • 著者名/発表者名
      野中聡
    • 学会等名
      平成21年度宇宙航行の力学シンポジウム
    • 発表場所
      宇宙科学研究所(神奈川県相模原市)
    • 年月日
      2009-12-11

URL: 

公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi