研究課題
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移動体通信システムでは送受信者の移動により通信路の状態が時間的に変化する現象が生じるため、高精度な通信路推定が可能でかつ情報伝送速度の高い通信方式を構築することが求められる。本研究では、送受信者が複数のアンテナを利用するMIMO方式に注目し、その通信路を推定するための訓練情報の新しい送信方式として、送信シンボルの発生頻度の偏り(バイアス)に基づく方式を提案した。さらに、その具体的な構成方法を二つ与え、数値シミュレーションによって既存手法の性能を改善できることを確かめた。
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IEICE, Trans.Commun. vol.E94-B, No.7
J.Syst.Sci.&Complexity vol.23, no.1
ページ: 22-34