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2009 年度 実績報告書

線引き制度からみた地方都市のコンパクト性評価に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 21860063
研究種目

若手研究(スタートアップ)

研究機関山口大学

研究代表者

小林 剛士  山口大学, 大学院・理工学研究科, 助教 (40553160)

キーワード環境分析 / 解析・評価 / 都市計画・建築計画 / 都市整備
研究概要

平成21年度は、対象地域の公共交通整備、開発、建築動向、パーソントリップの状況について整理し、主に関連データを整理することを目的とした。平成22年度に行うCO2排出量からみた線引き制度のコンパクト性評価のために必要となる基礎的データを整理した。(1)まず、山口市、防府市の昭和60年から平成20年のDID分布状況を経年的に整理し、各都市の市街化の状況を比較した。(2)次に、公共交通の整備状況について、鉄道駅、バス停の位置をArcView9、ArcGIS Spatial Analystを用いて空間的に整理した。整理したデータを用いて、山口市、防府市における公共交通の利便エリアを算出し、両都市の交通利便性を評価した。(3)また、対象都市において空間的にデータ整理を行うために、250m×250mメッシュデータを作成する。(4)パーソントリップに関しては、人口移動に伴い発生する二酸化炭素の排出状況を整理するために、平成17年度山口県都市圏総合都市交通体系調査を基に整理を行い、各メッシュ内の居住者がどのような経路、交通手段を用いて居住地から目的地まで移動したのかを整理した。(5)各都市の開発、建築動向に関しては、それぞれ過去10年間の開発許可届け出、建築計画概要書より、特に住宅建築に着目して、位置(住所)、建築年、建築面積、延べ床面積、敷地面積、構造等についてデータ整理を行い、住宅開発の空間的特徴を明らかにした。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2010 2009

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] Evaluation of Compact City by Applying the Area Division System2010

    • 著者名/発表者名
      小林将規, 他
    • 雑誌名

      Proc.6th International Symposium on City Planning and Environmental Management in Asian Countries

      ページ: 1、8

    • 査読あり
  • [学会発表] 線引き制度運用からみた地方都市のコンパクト性評価に関する研究(その2)2009

    • 著者名/発表者名
      小林剛士, 他
    • 学会等名
      日本建築学会大会(東北)
    • 発表場所
      東北大学
    • 年月日
      2009-08-29

URL: 

公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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