研究課題
研究活動スタート支援
本研究は新出の「井上平兵衛家文書」を素材に、これまで十分に明らかにされていない明治前期における大阪都心部の伝統的居住形態の実態と、その近代的変容を解明した。これにより先行研究の時間的、地域的な空白を補完することができた。また、貸家をめぐる社会的諸要素を分析して「居住」のもつ社会側面を考察し、都市社会の中で貸家を位置づけた。また、「井上家文書」の整理が進み、住居史、建築史の分野だけでなく、経済史や歴史学などと共有の研究資料が構築された。
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日本建築学会大会 学術講演会梗概集 第50号(掲載決定)
大阪の歴史 76
ページ: 39-62
大阪市立住まいのミュージアム研究紀要 第8号
ページ: 15-24
日本建築学会近畿支部研究報告集 第49号
ページ: 865-868