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2009 年度 実績報告書

累積調波分析を用いた建造物の診断モニタリング

研究課題

研究課題/領域番号 21860084
研究種目

若手研究(スタートアップ)

研究機関東京都立産業技術高等専門学校

研究代表者

高橋 義典  東京都立産業技術高等専門学校, ものづくり工学科, 助教 (30547732)

キーワード調波分析 / 音響信号処理 / 構造物診断
研究概要

平成21年度の研究では、建造物模型実験を行った.実験内容は,模型の柱の本数によってダンピングファクタの異なる4種類のインパルス応答を測定し,予め収音しておいた街頭騒音等に時変畳み込みを施すことで,ダンピング変化を含む建造物模型振動信号を作成・分析するものであった.累積調波分析を用いた分析では,短時間スペクトル分析や従来から機械診断に用いられている指数窓分析に比べ,効率良くダンピングの変化を発見できることが示された.
これらの成果は査読付き国際会議「第10回構造力学に関する最近の進捗の国際会議(RISD)」に採録が決定した(平成22年7月発表予定).また,第45回システム制御情報学会研究発表講演会のオーガナイズドセッション「数理音響とその応用」に招待され,研究成果の一部を平成22年5月に発表する予定である.

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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