研究課題
研究活動スタート支援
温暖化に対する冷温帯森林の応答を解明するために、温暖化実験と複数地域の比較による地理的スケール研究を行った。人工的な温暖化は遷移初期種であるダケカンバの林冠部の葉の食害度を増加させたのに対して、後期種であるミズナラの食害度を減少させた。同様に、地理的スケール研究から後期種であるコナラやブナの食害度が低緯度に行くにつれて減少するパタンが見られた。これら結果は樹種がどの遷移段階にあるかにより温暖化に対する食害反応が異なることを示唆している。
すべて 2011 2010 2009
すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件) 学会発表 (5件)
Oikos 119
ページ: 1445-1452
Agricultural and Forest Meteology 150
ページ: 1026-1029
Ecological Entomology 35
ページ: 576-585
Journal of Animal Ecology 78
ページ: 953-963