研究課題
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アフリカトリパノソーマ症の診断法として血清学的診断が有望視されているが、現在使用されている原虫粗抗原はその特異性および安定供給性が問題である。本研究では、新規原虫特異的抗原の同定を目的として繰返し配列(TR)を持つタンパクの探索を行った。同定されたTRタンパクの多くが抗原性を有しており、そのうちTbg4はウシ血清を用いた試験において89%の感度と100%の特異性を示した。今後は同抗原を用いたアフリカトリパノソーマ症診断テストの臨床開発が期待される。
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Biochem Biophys Res Commun 405
ページ: 434-438