研究課題
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担子菌類により形成される子実体(キノコ)中には、強力な糖質分解酵素が含まれている。本研究では、シイタケ中の新規β-グルカナーゼを用いて、食品・医薬品等へ応用できる機能性グルカンオリゴ糖を開発することを目的とした。シイタケからβ-1,3グルカナーゼ(GLU1)およびβ-1,6グルカナーゼ(LePUS30A)を精製することに成功した。両酵素ともエンド型の分解様式を有し、様々な長さのβ-グルカンオリゴ糖を生産できた。β-1,6グルカンオリゴ糖によるマクロファージ活性化作用を確認した。
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Applied Microbiology and Biotechnology (in press)
ページ: DOI:10.1007/s00253-011-3295-2