研究課題
研究活動スタート支援
遺伝子相同組換えは、生物の遺伝子を外から入れた遺伝子で置き換える際に必要な仕組みであるが、植物においてはその効率が低く、遺伝子の置き換えは困難である。相同組換えは、細胞分裂の過程において、DNAが複製するS期から、複製したDNAが二つに別れる前のG2期の間にその効率が高いと考えられていることから、本研究では、細胞周期を制御する因子の変異体を作出し、相同組換え効率に違いが見られるかを解析した。その結果、S期の進行が進まないシロイヌナズナでは相同組換え効率が下がることが明らかとなった。
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日本農薬学会誌 35(2)
ページ: 172-175