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2009 年度 実績報告書

MRSを用いた脊髄の代謝機能マッピング

研究課題

研究課題/領域番号 21890028
研究種目

若手研究(スタートアップ)

研究機関筑波大学

研究代表者

阿久津 博義  筑波大学, 附属病院, 病院講師 (20547955)

キーワードMRS / 脊髄 / 代謝 / 超高磁場MR装置 / データ取得条件
研究概要

磁気共鳴スペクトロスコピー(magnetic resonance spectroscopy : MRS)は、従来中枢神経系では主に頭蓋内疾患の診断に使われてきたが、磁場の不均一性やアーチファクトの問題がおり、脊髄でのまとまった報告はない。本研究では、超高磁場(3Tesla)MR装置を用いて脊髄MRSを試みた。本年度はまずファントムデータにおいて取得条件の最適化を行い、その後正常健康ボランティアの脊髄MRS撮影を行った。
脊髄MRSのデータ取得条件として、加算回数、TE(40ms,144ms)、コイル(NV16,Flex-M)、REST、Sadpad、PPU trigger、関心領域の大きさなどを変化させて、ポランティアの撮影結果の比較を行った。これにより、最適な取得条件が明らかになった。現時点では頸髄のみで信頼性の高いデータ取得が可能であった。本年度の研究で、まずは頚髄を対象としたMRSの臨床応用の可能性が示唆された。今後腰髄・胸髄に関してさらなる条件の最適化および、様々な脊髄疾患においてデータを集積していくことが課題である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2010

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 3 Tesla MR装置を用いた頸髄の1H-MRS2010

    • 著者名/発表者名
      阿久津博義
    • 学会等名
      第39回日本神経放射線学会
    • 発表場所
      学術総合センター講学堂:東京
    • 年月日
      2010-02-13

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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