2010 年度研究成果報告書

肥満細胞における脱顆粒制御機構の解析

研究課題

研究課題/領域番号	21890036
研究種目	研究活動スタート支援
配分区分	補助金
研究分野	免疫学
研究機関	千葉大学
研究代表者	鈴木浩太郎千葉大学, 大学院・医学研究院, 特任助教 (90554634)
研究期間 (年度)	2009 – 2010
キーワード	アレルギー / 肥満細胞 / 脱顆粒
研究概要	1)NF-kBの主要な分子であるRelAは肥満細胞における抗原誘発性の脱顆粒の制御には関与していないが、炎症性サイトカインの産生に重要な役割を果たしており、アレルギー性炎症、遅延層の発症に寄与していると考えられる。2)STAT4はI型インターフェロン刺激によるMCP-1の産生に重要な役割を果たしており、ウイルス感染時に感染局所へのmonocyteやmacrophageの誘導を促している可能性が示唆される。