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2010 年度 研究成果報告書

色刺激が唾液量、味覚閾値および自律神経系に与える影響

研究課題

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研究課題/領域番号 21890077
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 基礎看護学
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

佐々木 晶世  東京医科歯科大学, 大学院・保健衛生学研究科, 助教 (90538018)

研究期間 (年度) 2009 – 2010
キーワード色 / 味覚閾値 / 主観評価 / 食事 / 療養環境
研究概要

色の刺激が味覚閾値に与える影響を明らかにすることを目的とし、健康な女性26名を対象に実験を行った。実験は一人あたりのべ4日間で行い、食卓の色環境とした白、赤、青、緑の4色の420mm×315mmの色呈示の影響を、味覚定性定量検査用試薬による味覚閾値、質問紙による主観評価の変化によって測定した。その結果、赤と緑の呈示は4基本味のうち塩味を敏感にし、青と緑は甘味を敏感にした。また、緑呈示では塩味が敏感になったヒトは食欲が増進し、赤呈示で敏感になった人は疲労感や不快感が強かった。赤の活用には注意を要したが、緑や青は対象者の状態に関わらず味覚閾値を変化させる有効な色刺激であった。

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公開日: 2012-01-26   更新日: 2016-04-21  

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