研究課題
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肺癌の発生・進展において特徴的な発現制御異常を示すmRNAとマイクロRNAのネットワークを同定するため、マイクロRNAとそのマイクロRNAが直接制御する可能性の高い遺伝子を抽出した。さらに、マイクロRNAとそのマイクロRNAを転写制御する可能性の高い遺伝子を抽出した。マイクロRNAとそれによって制御を受ける遺伝子候補として10組が、また、転写因子とその標的となっているマイクロRNAの候補として12組が推定されたが、それらにはmiR-29cとDNMT3AおよびDNMT3Bの制御関係や、E2F8とmiR-18aなどの既報の制御関係が含まれていた。現在、抽出したマイクロRNAと遺伝子の制御関係について、実験的な検証を進めつつある。
すべて 2010 その他
すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (1件) 備考 (1件)
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