研究概要 |
染色体不安定性の原因として、紡錘体形成チェックポイント機能の異常が考えられている。紡錘体形成チェックポイント関連分子であるCdc20と胃癌のploidy patternの関連を検討した。1.胃癌細胞株におけるCdc20の発現をRealtime PCRで定量し,各胃癌細胞株のploidy patternと比較したところ,Cdc20の発現とploidy patternには明らかな関連を認めなかった。2.胃癌臨床検体6例を用いてCdc20の発現をRealtime PCRで定量し,ploidy patternまた癌部と非癌部で比較したところ,Cdc20の発現とploidy patternには明らかな関連を認めなかった。
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