研究課題
研究活動スタート支援
気管の再生医療において、骨格として機能しうる気管軟骨の効果的な再生を目指し、組織再生誘導型人工気管に軟骨細胞を付加した新規培養気管を開発し、評価を行った。培養肋軟骨細胞を人工気管に導入し、ウサギの気管欠損部に自家移植した。気管欠損部には軟骨断端と断端を結ぶように橋状の軟骨組織の再生を認めた。橋状の軟骨再生は気管の枠組みとしての機能が期待できる結果であり、自家軟骨細胞を導入した人工気管が小児の気管狭窄病変に利用可能となることが期待される。
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