研究課題
研究活動スタート支援
本研究は、前立腺がん患者の手術後の機能障害に対して、患者がどのような対処行動を行っているかを簡便に測定するツールを開発し、その信頼性と妥当性の確認を行ったものである。前立腺がん患者15名を対象に半構成面接を実施し、26項目の対処行動尺度の原案を作成した。その後118名を対象に質問紙調査を実施した。すべての項目でCronbach's α係数は全項目で0.81であった。また因子分析の結果、5因子が解釈可能で適切であると判断した。