研究課題
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近年、脂質異常症と歯周病とが関連することが報告されている。本研究では、GCF(歯肉溝滲出液:歯肉溝より排出される組織液)中の酸化LDL(変性悪玉コレステロール)値と炎症性サイトカインの測定を行った。GCF中の酸化LDL量とIL-8、IL-1β量には正の相関が認められることを明らかにした。歯肉上皮細胞において酸化LDLはIL-8、PGE2産生を上昇させることを見出した。酸化LDLがIL-8産生を誘導し炎症反応に寄与し歯周病の病態形成で役割を果たしている可能性が示唆された。
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Journal of Periodontal Research 45(4)
ページ: 488-495
Journal of Periodontal Research 45(2)
ページ: 216-222