研究課題
研究活動スタート支援
近年、歯周病原細菌の歯周組織に及ぼす影響が、歯周病のみならず全身の健康に悪影響を及ぼすことが分かってきた。これに従い本研究では、歯周病原細菌Porphyromonas gingivalis (Pg)を歯周組織に感染させその影響を詳細に調べることを目的とした。Pg死菌および菌体成分は、Pg生菌に比べ、強力に宿主細胞を賦活化することが分かった。Pg生菌は宿主の免疫機構を回避して組織中に潜伏し続け、何らかの理由で殺傷された際に細胞を賦活化することが示唆された。
すべて 2010
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)
European Journal of Oral Sciences 118
ページ: 574-581